【要注意】夏のスマホバッテリー膨張!危険な兆候と自分でできる対策

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【要注意】夏のスマホバッテリー膨張!危険な兆候と自分でできる対策

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2025/06/06 【要注意】夏のスマホバッテリー膨張!危険な兆候と自分でできる対策

iPhone/スマホ/タブレット修理専門店 アイフォンドック24でございます!

今回のブログ内容は「【要注意】夏のスマホバッテリー膨張!危険な兆候と自分でできる対策」について解説いたします!

 

まだ6月ですが、すでに日差しが強く、気温の高い日も増えてきましたね。楽しい夏本番を前に、ぜひ気をつけたいのがスマートフォンのバッテリートラブルです。特に恐ろしいのが「バッテリーの膨張」。

「最近スマホの背面が浮いてきた気がする…」「なんだか画面が盛り上がっている?」と感じた方、それはバッテリー膨張のサインかもしれません!

 

今回は、本格的な夏が来る前に、なぜバッテリーが膨張しやすいのか、その原因と、もし膨張してしまった場合の対策、そして日頃からできる夏に備えた予防策について詳しく解説します。

 

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1. なぜ夏にスマホバッテリーが膨張しやすいの?その恐ろしい原因

バッテリー膨張の主な原因は、バッテリー内部で発生するガスの発生です。通常、スマートフォンのバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが使用されており、これは非常に高性能でコンパクトですが、熱に弱いという性質があります。

 

夏の高温環境は、このリチウムイオンバッテリーにとって最悪の条件となり得ます。

 

高温環境での充電・使用: 夏場、直射日光の当たる場所や閉め切った車内など、高温になる場所でのスマホの充電や使用は、バッテリーに大きな負担をかけます。バッテリーの温度が上昇すると、内部の化学反応が過剰に促進され、ガスが発生しやすくなります。
 
経年劣化: バッテリーは消耗品です。購入から時間が経つにつれて、徐々に性能が劣化し、ガスの発生リスクが高まります。特に、過充電や過放電を繰り返していると、劣化が早まる傾向にあります。
 
充電中の発熱: 充電中はバッテリー内部で化学反応が活発に行われるため、どうしても熱が発生します。夏場の高温環境下でさらに充電を行うと、バッテリーが処理しきれないほどの熱を帯び、膨張につながりやすくなります。
 
粗悪な充電器の使用: 正規ではない粗悪な充電器やケーブルを使用すると、適切な電圧や電流が供給されず、バッテリーに過剰な負荷がかかり、発熱や劣化を促進させる可能性があります。
これらの要因が複合的に作用することで、バッテリー内部で電解液が分解され、可燃性のガス(水素や酸素など)が発生。このガスがバッテリーケース内に溜まることで、外観が膨らんでくるのです。
 

2. 「これって膨張?」危険な兆候を見逃すな!

バッテリーの膨張は、初期段階では気づきにくいこともあります。しかし、放置すると非常に危険な状態になるため、以下の兆候に気づいたらすぐに確認しましょう。

 

スマートフォンの背面や画面が浮いている、盛り上がっている: 最も分かりやすいサインです。特に、背面カバーが浮いていたり、画面と本体の間に隙間ができている場合は、バッテリーが内部から押し上げられている可能性が高いです。
 
本体が湾曲している: バッテリーの膨張によって、本体全体がわずかに湾曲しているように見えることがあります。平らな場所に置いてみると、ガタつきがあるかもしれません。
 
押すとブヨブヨする、硬い感触がない: 通常、バッテリーはしっかりとした硬さがありますが、膨張したバッテリーは押すと少しブヨブヨとした感触があります。
 
充電の減りが異常に早い: 膨張しているバッテリーは、内部の化学反応が不安定になっているため、充電の持ちが悪くなる傾向があります。
 
異常な発熱: 充電中や使用中に、これまでになく本体が熱くなる場合も注意が必要です。
これらの兆候が見られたら、すぐに使用を中止し、電源を切るようにしてください。

 

3. もしバッテリーが膨張してしまったら…絶対やってはいけないこと!

バッテリーが膨張してしまった場合、誤った対処は非常に危険です。以下の行為は絶対に避けましょう。

 

自分で修理しようとする: バッテリーの交換はインターネットの情報などを参考に自分で分解して行うことができるかと思いますが、膨張しているバッテリーを交換する際は、発火や爆発のリスクがありますのでなるべく専門業者へ依頼することを推奨いたします。

 

針などで穴を開ける: ガスを抜こうとして針などで穴を開けるのは、最も危険な行為です。内部の電解液が漏れ出し、発火や爆発、有毒ガスの発生につながります。

 

無理やり押し込む、衝撃を与える: 膨張したバッテリーに圧力をかけたり、落としたりするなどの衝撃を与えると、内部がショートし、発火や爆発の危険性が高まります。また、液晶画面の破損など、バッテリー以外の部品へのダメージも懸念されます。

 

充電し続ける: 膨張したバッテリーに充電を続けると、さらにガスの発生が進み、危険な状態になります。すぐに充電を中止し、充電器から抜きましょう。

 

4. 膨張してしまったらどうする?正しい対処法

バッテリーが膨張してしまったら、速やかに修理専門店やメーカーへの相談が必須です。

 

すぐに使用を中止し、電源を切る: これ以上バッテリーに負荷をかけないように、まずは電源を切りましょう。
 
充電を中止する: 充電中の場合はすぐに充電器から外してください。
 
高温にならない場所へ移動する: 直射日光の当たる場所や高温になる場所から、涼しい場所へ移動させましょう。
 
購入店やメーカー、または修理専門店に相談する: 自分で対処しようとせず、必ず購入したキャリアショップ、メーカーのサポートセンター、または信頼できるスマートフォン修理専門店に相談しましょう。バッテリーの交換が必要になります。
 

5. 夏のバッテリー膨張を防ぐ!今日からできる予防策

バッテリー膨張は、日頃のちょっとした心がけでリスクを減らすことができます。

 

高温環境を避ける:直射日光の当たる場所での放置は厳禁: 車内や窓際など、日差しが直接当たる場所での放置は避けましょう。
 
閉め切った車内での放置は絶対にしない:車内は短時間で驚くほど高温になります。
 
炎天下での長時間使用を控える:高負荷のゲームや動画視聴などは、涼しい場所で行いましょう。
 
充電環境に注意する:就寝時の充電は、熱がこもらない場所で: 布団の中や枕の下など、熱がこもりやすい場所での充電は避けましょう。
 
充電しながらの高負荷作業を控える:充電中にゲームや動画視聴などを行うと、バッテリーがさらに発熱します。
 
粗悪な充電器やケーブルは使用しない:必ず正規の充電器や、MFi認証(iPhoneの場合)など信頼できる充電器・ケーブルを使用しましょう。
 
バッテリー残量に気を配る、極端な過放電・過充電を避ける:バッテリー残量が0%になるまで使い切ったり、充電完了後も長時間充電し続けたりするのは避けましょう。一般的に、20%〜80%の間で使用するのがバッテリーに良いとされています。
 
スマートフォンの設定を見直す:不要なアプリは閉じる: バックグラウンドで動作するアプリが多いと、CPUやバッテリーに負荷がかかり、発熱の原因になります。
 
画面の明るさを自動調整に設定する:画面の明るさを最大にしていると、バッテリー消費が大きくなり発熱しやすくなります。
 
省電力モードを活用する:バッテリーの消費を抑え、発熱を軽減できます。
 
バッテリーの寿命を意識する:スマートフォンのバッテリーは、一般的に500回の充電サイクルで約80%の容量になると言われています。購入から2年以上経過している場合は、バッテリーの劣化が進んでいる可能性が高いです。
 

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夏のスマホバッテリー膨張は、高温が最大の原因です。日頃からスマホの温度管理に気を配り、異常を感じたらすぐに専門家へ相談することが重要です。大切なスマートフォンを安全に長く使うためにも、この夏のバッテリートラブル対策、ぜひ実践してみてくださいね!

 

アイフォンドック24グループはiPhone/スマホを使用する全ての方の快適なスマホライフをサポートいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

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